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最新情報&イベントリポート

リポートその⑤ ★ようこそ!世界の紙芝居の森へ

世界の紙芝居、奇跡の人。
タラ・マックガワンさん


2024年2月、紙芝居屋もっちぃと川崎市のプラザ橘の企画による「プラザ橘と世界をつなぐ【青空かみしばい】」という催しが行われました。

私は、そのときに初めてタラさんの紙芝居口演を拝見しました。
乏しい英語力で申し訳ないんですが、その光景は、まさに「アメイジング!amazing!」の連続でした。

①まず、流ちょうな日本語トーク
②美しい装飾がほどこされたオリジナルの紙芝居舞台
③タラさんのお母さんのルーツを題材としたノルウェーの妖精譚
(もちろん絵もお話もオリジナル)

文化的な情報量が多すぎて、脳内処理が追い付かないまま、紙芝居がスタート。
その後は幻想的なお話の世界にただただ引き込まれて、夢うつつという感じでした。
会場のお客さんも同感だったと思います。

今回の企画展示で、一番最初に登場の紙芝居プレイヤーです。
改めてプロフィールを拝見すると、日本での留学体験もあり、プリンストン大学で東アジア研究と比較文学を研究し、「子どもの手作り紙芝居」についての博士号もお持ちとのこと、またまたアメージング!


タラさんの実演とワークショップの様子

現在、「ワールド紙芝居フォーラム」というサイトを中心に、世界の紙芝居プレイヤーとの交流、紙芝居講座のyoutube配信などの取り組みを行っていらっしゃいます。

◎ワールド紙芝居フォーラム
https://writeoutloudeducation.weebly.com/
(アドレス登録をすると講座などの案内が届きます。無料)

たまちゃん(てづくり紙芝居館)からの依頼で、今回の企画展に登場する世界の紙芝居プレイヤーの人選、連絡、情報収集にご協力いただいたとのことです。
大納得!

日本と世界を「紙芝居」でつなぐ活動をされている方が色々といらっしゃる中でも、最重要パーソンかと思われます。
しかしながら、活動への動機をお聞きした際には、「とにかく、紙芝居が楽しいから!」とあっけらかんとした元気なお答えが返ってきました。
キュート!

多言語コミュニケーションで、世界中の人と紙芝居文化を楽しみたい!
そんな勇気をもらえるタラ・マックガワンさんです。

◎ホームページ
http://www.taramcgowan.com/
2030年の紙芝居100年に向け、ブログにて紙芝居研究のリポートを発信中です。




紙芝居では、あるシーンから次のシーンに動きやドラマの感覚を生み出すユニークな方法を考え出すことが求められます。
初期のアニメーションの魅力的な形式である紙芝居には、世界中の観客を魅了する力があります。
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展示メッセージより抜粋、同感!